WCSを終えて その2 DAY1
WCSを終えて その2 DAY1
WCSを終えて その2 DAY1
WCSの感想レポ、遅くなりましたがその2です。長いです。
その1はこちらから
http://yanagibuson77.diarynote.jp/201609130033216020/

今回投稿分の目次
・開会式
・デッキの選択 ビークインドータクンオオスバメについて
・環境への意識
・DAY1結果
・反省と感想



・開会式

結局朝まで話して夜を明かし、対戦の準備をして開会式の待機列へと並びました。
去年参加したチップさんが開会式開始30分前に並び始め絵開会式開始に間に合わなかったという話を聞いていたので開始1時間半前に部屋を出ることに。
さすがに並び始めるの早いのではと思いましたがすでに待機列は会場外まで・・・・寒かったです。

待機列が進み始めたのは開場30分前の8時半頃。
開場の入り口へとつながっているエスカレーターを降りる途中、WCSのスタッフが通り道の両側から拍手で迎え入れてくれて少し感動しました。
1時間半前に並んだもののステージ前閲覧席は少し前に満席。
少し遠くはなりますが対戦席から見ることに。
会場は旗や看板が至る所に設置されポケモンだらけ。雰囲気的には日本の公式大会の規模を大きく、少し豪華にしたような感じです。
会場中心に運営用の施設が構えられていました。
ステージには今回のWCSのコンセプトアートとなっているピカチュウが大きくあしらわれていました。
会場を見渡しながら開会式を待っていましたがなかなか始まらない。
9時になってもスタッフは焦ることなく普通に談笑してて日本じゃこうならないだろうなーと少し思いました。

9時を10分少し回ったあたりで会場の照明が落ち、カウントダウンが始まる。
会場でもカウントダウンコールが起こって少し鳥肌が立ちました。
オープニングムービーでは世界各国を飛び回る映像が流れて自分の国が流れるごとに歓声が上がる。
残念ながら日本は早い段階歓声を上げる流れを理解する前に流れてしまって少ししょぼい感じに。
来年は思いっきり叫びます!!

その後は増田さん、石原さんの挨拶がありGX、マケンカニの情報が公開されました。
ポケモン好きな人が集まってるのだから当たり前なんですけど登壇しただけで拍手喝采だったのは面白かったです。

開会式が終わった後はデッキシートの回収。
着席する場所が書いてある紙が謎なところに貼られていて探し回る。
そもそもデッキシートの回収のために座席につくっていう過程があることを知りませんでした。(あらかじめ配布された資料には日本人選手ミーティングとありました。)
予定の開始時間を過ぎても席がわからず焦りましたがスケジュールが押していて問題なし。
対戦席はそのあとオンライン上と指定の掲示板で公開されるんですがその辺の情報周知もなく英語のアナウンスから知ったので最初は不安でした。
結果予定より1時間20分ほど遅れて1回戦を迎えます。


・デッキの選択 ビークインドータクンオオスバメについて

対戦内容の前にまずはこのデッキが生まれた経緯について書きたいと思います。
その1でも少し書きましたが権利を獲得した時点で使用するデッキは思い入れのあるビークインドータクンオオスバメと決めていました。
僕以外おそらく使用者のいない独自のビークインデッキではありますが今までの成績と使用感から世界でも通用すると自信がありました。

僕はビークインがすべてのポケモンの中で一番好きなのでずっと使っていたのですが最初はまさかここまで強いビークインが出るとは思ってませんでした。
XY7の発売前情報ではθダブルビークインが先に出ていて「おっしゃ!XYでもビークインでるやんけ使ったろ!」と意気込んでいたところもう一種類、しかもハイスペックなビークインが出てきて本当に驚いたのを覚えています。

XY7環境ではすごいつりざおもスペシャルチャージもなくエネルギーを確保する手段が少なかったためドータクン軸でエネルギーを確保しビークインをバックアップする構築のビークインを使っていました。(ミロカロスのエナジーグレイスでカバーする構築などもありましたね)
サブアタッカーとしてヒードランやギルガルドEXが問題なく入る点は悪くはなかったのですがビークインの強み、”非EXで高打点”と中打点、高耐久の鋼のアタッカーはかみ合いがばっちりというわけではなくいろいろと迷走します。
ブイズ、ミロカロスも入れたごちゃまぜ鋼、カエンジシラインで封じつつ終盤ワンパンを狙う炎ビークイン、かえでさんの好成績を見て真似たアオギリビークイン、超速攻を目指したエナジーグレイスビークイン、序盤からも殴っていける闘ビークインなど。

ビークインの強さは非EXでありながらEX、M進化をもワンパンしうる高火力が出せること。
それはどのデッキを使っていても実感できたのですが相手をワンパンするという長所を生かすためには中打点を出す系統の相方は微妙に感じていました。
ビークインの要求エネは少ないのにサブアタッカーでサイドを取るためにはもう少しエネがほしくそうするとビークインの打点が出ない、エネがこのままだとサブアタッカーは微妙なダメージしか出せないというジレンマがありました。
ちょうどその頃XY8がリリースされダブル無色で殴れる非EXゾロアークが台頭し、ビークインゾロアークが一つのアーキタイプとして確立されます。
スペシャルチャージが出てエネ回りを根本から変更できることになったので現在は評価を変えましたが当時のビーゾロはゾロアークが中打点でありながらダブル無色を要求する関係で小イベをうまく扱うことが重要であり悪エネの枚数を確保しなければいけずコンプレッサーが少な目となりビークインは終盤のアタッカーと運用されていることが多かったように思います。(使ってないので実体験ではありません)
もちろんビーゾロも強力なデッキなのですがビークインのサブ感、中打点の手数で戦っていく感じがどうも好きではなく使いませんでした。
今思うとビークインですべてを1撃でなぎ倒したい!っていう思いがありました。
同時にすごいつりざおの採録によってアタッカーを細くしてもビークインだけでやっていけるようにもなりました。

XY8が出たころ、Δプラスが古代能力の中で一番好きだったのでΔプラスのポケモンそれぞれを主軸としてデッキを組んでいました。
最後に残ったのがオオスバメでたまたまそのときに鋼ビークインを使っていてブイズライン(2:2)を微妙に感じていたのであまり深く考えずに差し替えたのがこのデッキの始まりです。
ビークインで勝つ単純で強力なプランはEXを3体倒すことです。このプランではサイドを3枚先制されたところからでも巻き返すことができます。
しかし相手もそうはさせずと非EXを絡めてきて(EX、EX、非EX)までは倒されてもよいというように立ち回られてしまいます。
オオスバメはその立ち回りに対してもどこかでΔプラスを発動させることで(EX、EX、非EX)でも勝つことができるようにするポケモンです。
非EXを挟まれそうな段階でスバメを準備しつつEX3体を狙いに行くことで勝つための選択肢が大きく広がりました。
相手を倒しきれないビーリベンジでもオオスバメ圏内にいれることができるため初動も早くすることができました。
苦手としていた非EX同士のサイドレースでも進化前を倒すことで優位に立つことができ、きあいのタスキ、とうこんのまわしに対してもとどめをオオスバメにさしてもらうことで多少戦いやすくなりました。
また、ほぼアタッカーがビークインしかいないデッキでサイドを詰めてくれるので対戦中に必要なビークインの数が減り、アタッカー不足で負けることが少なくなりました。
何より2015WCSで成績を残しバトフェス前くらいから数を増やしたよるこうしんに対して圧倒的な強さを誇ります。
よるのこうしんとの殴り合いに勝つためにはサイド差を広げる、相手の攻撃をたえる、相手に攻撃をさせない、ことが大事ですがオオスバメはフラダリシェイミEXをしなくても前を攻撃するだけでサイド差を広げることができ、非常に強力です。
最初は冗談で入れたオオスバメでしたが使ってみるとビークインとのかみ合いがよくそれからは迷うことなくビークインドータクンオオスバメで構築を詰めていきました。

基本プランはビークインでEXを処理、非EXはオオスバメで処理。
ドータクンを1体立ててエネ回りで事故らせないという感じです。

以下使用したレシピです。

ポケモン 26
4 ミツハニー
4 ビークイン
2 アンノーン
2 ガマゲロゲEX (※アンノーン2を変更)
2 ドーミラー にげ1
1 ドーミラー XY8 ダブル無色ファイナルアタッカー
2 ドータクン
2 シェイミEX
2 スバメ
2 オオスバメ
1 トルネロス たつまきなげ
1 ジラーチ
1 ホルビー

グッズ 17
4 ハイパーボール
4 バトルサーチャー
4 バトルコンプレッサー
3 ちからのハチマキ
1 すごいつりざお
1 びっくりメガホン

スタジアム 0

サポート 9
4 プラターヌ
2 フラダリ
1 AZ
1 N
1 クセロシキ

エネルギー 8
4 ダブル無色エネルギー
4 基本鋼


カメックスメガバトルから変更したのはアンノーン2枚をガマゲロゲEX2枚へ。
闘魂のまわしが出て以降ビークインに要求されるダメージ量が増え、メガホンを入れる関係でポケモンの総数が減ったためコンプレッサーで簡単に落とせるポケモンが減ってしまいました。
中盤に山に残すポケモンは基本ビークインラインとアンノーンだけなのですが序盤のコンプレッサーですらアンノーンを落とさざるを得ないケースが増えこれならば他のポケモンにするべきだと考えました。
対ボルケニオンEX意識と初動3ターンの30パンチを意識しての変更ですがボルケニオン抜きでもガマゲロゲEXの存在は大きかったです。
アタッカーが基本的にビークインだけなので打点が出ない間は殴ってもアタッカーを失うだけで徳にならないことが多いです。
そのため今までは誰か非EXを壁にしてターン返して落とせるようになってからビークインが出動していました。
EXのアタッカーはルギアEXやギルガルドEXを入れていたことがあったのですがビークインの非EX高打点とのかみ合いが悪く抜けていました。
ガマゲロゲEXは相手に小打点乗せてビークイン、オオスバメの圏内にいれつつ相手の展開を遅らせることができビークインをしっかり準備できることが攻守にわたってかみ合いがよかったのです。
3エネ手張りで逃げ(基本こっち)かAZでしか下がれませんのでそのあたりのプレイングは練習が必要でしたがカメックスメガバトルでも入れておけばよかったと思っています。

今大会の僕の目標は”DAY2進出”でした。
目標は手が届きそうだけど届かない、だけど飛び越えることもできる、くらいの位置に設定したがるタイプです。
あともう一つこっそりと設定していたのは”フューチャー席でオオスバメを使い歓声を聞くこと”でした。
完全に自己満足な目標ですがやってみたかった・・・


・環境への意識

僕は環境を読むのがド下手くそなのであまりあてになりませんが一応参戦前に思い描いていた環境について書いておきます。
予想割合を見ていただければわかると思いますがEXが多い環境とは思っていませんでした。
ただオオスバメも刺さると思っていたのでアタッカーが細くても取り切れると考えていました。

・よるのこうしん 30%(内ビークイン入りが10%)
予想勝率7割
環境トップ予想、もっと多くてもおかしくないと思っていた。
実際カメックスメガバトル前から約30戦5敗だけ。
いちばんオオスバメが輝くマッチアップ。事故らなきゃ負けないと思っていた。 

・ゲッコウガBREAK 20%
予想勝率6割
回れば強い、回らないと超弱いというデッキなのでBO3では強いだろうと思った。
もしカリンが出てしまった場合はゲッコウガBREAKを使う予定でした。
練習では20戦13勝、しかし印象的には4割ほどしか勝ててないイメージ。
ゲッコウガ側が回らなくて勝った勝負の印象が薄いからだと思う。
オオスバメが1度でもΔプラスを発動させればだいたい勝てる。

・オーロットBREAK 15%
予想勝率2割
勝てない。先手とってもしっかりとビークインが110出せる準備できてないと負ける。
ポストもなくシェイミEXもアンノーンの枚数も少ないため後1ロックでも十分にきつい。
ほんとうにきつい。

・Water tool BOX 10%
予想勝率6割5分
しっかりとビークインに進化することができれば負けない。
フラダリまわしブルパンでミツハニーを全滅させられると勝てないがそれ以外は何とかなる。
とりあえずビークインを出すこと。

・ダークライEXギラティナEX 10%
予想勝率6割
ブン回られなけず事故らなければ勝てる。
ドータクンのおかげでカオスウィールだけではビークインはとまらずEX3体倒せば勝てる。
まわしが邪魔ではあるがクセロとメガホンで後で割るプランでも動ける。
最初にガマゲロゲEXやジラーチを呼べればかなり楽に戦える。

・ボルケニオンEX 5%
予想勝率3割
無理。ビークインがスチームアップパワーヒーターで死ぬ。
ハチマキフラダリブルブルパンチが非常に強力。
ここを意識したのもあってガマゲロゲEXは2になった。

・闘軸 5%
予想勝率4割(ルカリオEX軸) 6割(ジガルデEX軸)
ルカリオEX軸だときつい。
サイドを先制され差を広げられ巻き返しにあと1ターン足りない、という試合が多い。
ジガルデEX軸なら勝てる

・その他 5%
白レック 予想勝率5割
シェイミEX、シェイミEX、白レックと倒すプランで動く。
ちゃんとフラダリできれば負けないがかみ合わないと勝てない。

MライボルトEX 予想勝率3割5分
2ターン目からターボボルト打たれるときつい。
裏がメガシンカしてなければまだいける。
210はワンパンするのそれほど難しくないけれどMライボルトEXの場合裏が育っていてフリーザーなどもつらいため。 

結果を振り返ってから今思うとデッキ分布は大きくは間違えなかった気がしましたがWCSに出るプレーヤーが使うよるのこうしんの強さを甘く見てましたね。


・DAY1結果

R1 Benjamin Pham [NL] Water Tool Box ×× 負け
1戦目 後手 ×
ガマゲロゲEXが見える。順当にプレイしピーピーマックスに成功される先1。
シェイミEX展開するもベンチにミツハニーを1体しか並べられず焦る。
プラターヌ、ビークイン、ダブル無色、ハチマキのハンドでミツハニーにハチマキが貼ってあり怖いお姉さんが思いよぎったにも関わらずハチマキをシェイミEXに貼る。
先2にこわいおねえさんでハンドが0に。どうにもできず降参。
大海割れないしハチマキ回収しても貼れないのに何を考えていたのか。

2戦目 先手 ×
ハイパーボール引けずミツハニー並べられず後1ブルパン。
後2に引くがプラターヌでビークインが2枚切れる。
裏でグレイシアEX、フリーザーを準備されつつブルパン継続。
後ろにダブル無色ビークイン出せたところでフラダリグレネードハンマーで倒される。
その後何を思ったか大量のグッズを使わずプラターヌ。
ハイパーボール引けず最後のビークインが出せずそのまま負け。

2戦15分ほどで負けてしまいました。
風邪も集中していて気にならず緊張もしませんでしたが平常心ではなかった気がします。
場の空気と日本語が通用しない対戦に飲まれてしまっていたような感じでした。
間抜けすぎるプレイミスに心底ショックを受けていたらまなぶさんがいつも通りの笑顔でまけちゃったーっと話しかけてくれて楽になれました。

次のラウンドまで時間があったので雰囲気を少しでもいつも通りにできるようにと初音ミクのプレイマットを部屋まで取りに帰る。


R2 Nick Greco [US] ファイアローゲッコウガBREAK ○○ 勝ち
1戦目 先手 ○
今回はいつも通り初音ミクのプレイマットを引く。
気のせいかもしれないけどすごく落ち着いた気がします。
ケロマツ見えたので最初のハイパーボールでスバメサーチ。
後2にみずぶんしんされますが先3にハチマキつばさでうつでゲコガシラワンパン。
オオスバメだしたときにテキスト確認のためジャッジを呼ぼうとしてましたが
その瞬間胸ポケットから(画像参照)スッ・・・・と英語版コピーを出しました。
不愛想な方でしたがこの時だけは笑ってましたね。
げっこうぎりをたえトップでフラダリ引いてゲコガシラ倒し残りサイド2-6。
お相手なぜか殲滅できないのに水手裏剣とフラダリでビークインを狙ってくる。
またしてもトップサーチャーでゲコガシラ倒して勝ち!
オオスバメで6枚取りはほとんど決まったことないけどまさかこの大一番で出るとは。

2戦目 後手 ○
ファイアロースタート。後1からエアロブリッツ+バルーンでなかなか殴れないがまたもトップでフラダリ、メガホンなどを引いて解決していく。
後ろを順に倒していけたおかがでなかなかゲッコウガが出せなない相手。
Nから事故るが相手も水エネが引けずビークインが落とされない。
数ターンドローゴーするが解決した後はそのままぶっ倒して勝ち。


R3 Joaquim Postal [BR] ○×△ よるのこうしん 引き分け
1戦目 先手 ○
先2にビーリベンジで落とした返しに先輩後輩でパズルとハイパーボールを持ってこられるが使わずにキープされる。
こうしん120点まわしバチュルをメガホンブルパンで処理しシェイミEXが前に出てきてしまい相手降参。

2戦目 先手 ×
さきほどは出さなかったオオスバメを順当に展開。
スバメの段階でテキストを確認されてまた胸ポケットからスッ・・・・。
オオスバメはどんなの?って聞かれたのでまた後で出したときねって返す。
で、次のターンハチマキつばさでうつでバケッチャどーん!!!
お相手頭抱えてました。
さらにもう一体のオオスバメで倒し残り2枚としますがここから何もできず負け。
後1にミツハニーが倒されていてミツハニーが3枚、つりざおがサイド落ち。
オオスバメで回収しましたがNで流されアタッカーが出せず負け。
長丁場ですしこういうこともあるかと自分を慰めました。

3戦目 先手 △
今回はオオスバメ、ビークインとしっかり並ぶ。
相手にシェイミEXを食われるがオオスバメでサイドレースを挽回。
相手のシェイミEX倒してリードかと思われたがここで時間。
お互い勝ちきれないので引き分けとなりました。

2戦目で時間を使いすぎました。


R4 Yogie Postal [BR] よるのこうしん ××
1戦目 × 先手
後1こうしんでサイド1枚取られるところから先2ビーリベンジで取り合いに。
オオスバメでサイドレースに逆転しますがホイッスルフラダリ決められてイーブンに。
残りサイド1-2となったところでこちらのベンチにはEXなし、プラターヌうっていけるかと思ったらパズルでホイッスルポケモンキャッチャー回収から表。
1回もシェイミEX出してないのに2度も倒されました。

2戦目 × 先手
スバメ並べて後1こうしんでアンノーン倒される。
先2Nでビークイン3枚ダブル無色3枚のハンドに。
しかも場にミツハニーはおらず。
え?え?なにこれ????ってなりました。
そこから何もできず負け。


R5 不戦勝 
3敗(2敗1引き分け)で目なしとなるのでこのあたりからドロップする人が増える。
隣の席の同じく相手がドロップした人(イタリア人?)とフリー。
お互いリラックスして和気あいあいと対戦してました。
オオスバメが暴れて一応勝ち。
このフリー中にデッキを見て僕とわかったシャックさんが声をかけてくださいました。


R6 不戦勝
しゃーないな。


R7 Cale Vickery [AU]○×△ ゲッコウガBREAKファイアロー  引き分け
1戦目 ○ 後手
ケロマツスタート。先2にみずぶんしんされるがこちらもオオスバメで後2から攻める。
オオスバメが4枚取ってくれたおかげでビークインで押し切って勝ち。

2戦目 × 後手
ケロマツスタート。またもオオスバメで4枚取ることに成功。
しかしまたしてもミツハニー3落ち。
最初に取った2枚でミツハニー引けなかったのも不運でした。
ビークイン1度も殴れず負け。
仕方ないけど・・・・ぐぬあああああああああああああああ

3戦目 △ 後手
ケロマツスタート。
相手事故気味で全滅狙いに後2から倒していくがみずぶんしんされて時間切れ。
倒しきれず引き分け。


R8 Chris Gunn [US]○×△ よるのこうしん 引き分け
1戦目 ○ 先手
先2に殴れずサイドを2枚先制されますがフラダリシェイミEX、オオスバメパンチで追いつく。
相手が殴れないターンがありそのまま勝ち。

2戦目 × 先手
デンチュラ入ってなさそうだったのでスバメを並べる。
今度はスバメを警戒しフラダリから倒されてしまうが1体は生きていたためそのまま殴ってサイドレース優位に。
そのままサイドを取り合ってあとはサーチャーを引けば勝ちという盤面に。
シェイミEX2枚だしたりアンノーン使ったりで12/13引いたがサーチャー残ってしまい倒しきれず次のターン殴られて負け。
うーん・・・・

3戦目 △ 先手
オオスバメで先制し相手エネ引けず行けそうだったが時間切れ。
悔しい。



結果:3勝(2不戦勝)2敗 3引き分け


・反省と感想
そう簡単に勝てるとは思っていませんでしたが勝てなさ過ぎてとても悔しかったです。
2戦目は引きが強くて勝てましたが引きが弱くて負けた試合が多く運のせいだと言い訳したくなりました。
しかしすべては3戦目に引き分けてしまった自分の責任だと思います。
運の要素によって勝ち負けが左右されてしまうのはTCGの基本ですしそこをどう抑えて構築、プレイングをするかがプレーヤーに求められているのですからそこをどうこう言っても仕方ありません。
僕は相手のプレイすべてを予想してからプレイしたい(そのくせやらかすこと多いんですけど)という気持ちがあってどうしてもプレイが遅くなりがちです。
最近は30分にまとめる力は何とかついてきたとは思いますがBO3で同じことをやってはいけなかったですね。
有利なデッキだからだと安心せず負けた時のことも考え時間に余裕のあるプレイングをすべきでした。
引き分けた3戦はいずれも有利な場面で対戦が終わってしまっていたのであの対戦は練習次第で勝てた勝負だったかと思います。
本当に悔しい。

英語版カードのプリントはR1以外のすべての試合で見せることになりました。
本当に持って行ってよかったですね。
ほんの少しですが「え、そのカード何?」みたいな反応されてからスッ・・・って出すとこっちのペースに持ち込めた感じがして落ち着けましたね。

マッチング運がよかったのもありますがオオスバメは本当に大活躍でした。
厳密なサイド取得数覚えてませんが8Rで30枚近く取ってくれたはずです。
このデッキはほかに使ってる人がいないこともあり他者から意見をもらえる機会が少なく使っててこれで大丈夫なのか不安になるときがありました。
結果は微妙でしたが対戦内容は悪くなかったのでこのデッキで挑んで本当に良かったです。
もしほかのデッキで出ていたら絶対に後悔していました。

カリンがでて環境が大きく変わり、今まで通りには使えなくなります。
さびしいですね。
この60枚は月日が経っても忘れないような気がします。


・追記

制時間一杯まで戦うことも多くハードな連戦でした。
トイレ程度なら済ませる時間はありましたが食事をとるのは合間の時間では厳しかったと思います。
僕はあらかじめパンを買っていて不戦勝のラウンドがあったのでとれました。

思い起こすと時間の空いていたラウンドもあったのですがいつ次のラウンドが始まるかわからなかったため会場遠くに行くわけにはいきませんでした。
マッチングは会場に掲示されるほかオンライン上でも確認することができました。
自分の今までの戦績、対戦相手の名前、国、対戦座席がわかるので非常に便利ではあったのですが会場が地下二階だったため回線ははいらず、
当然掲示板の前にいつ公開されるかわからないマッチングを見るために人がわらわら集まりストレスフルな状態に。
僕はそんなことで体力使いたくなかったので毎ラウンドロビーまで上がって数分おきにオンラインマッチングをチェックしてました。

すごくいいシステムだっただけに勿体ないですね。
テストしてたら回線入らないし掲示板増やさなきゃ面倒になるって気付くと思ったのですが残念ながら面倒な感じになってました。
まああれだけ参加者いるわけですし多少は仕方ないですかね。

自分のことで精一杯でしたが部屋へ帰り同部屋のいおり君がDAY2進出を知る。おめでとう!
日本ジュニアはかなりの人数が勝ち上がった様子、本当に素晴らしい!
いおりくんも外国人弱い!と強気な発言。
外国事情を詳しく知らないのでただの推測ですが大人プレーヤーが競技として楽しむ海外ポケカに対ししもうという日本ポケカの姿勢も影響しているのかなと思いました。
各自主大会でも親子プレーヤー、お子さんをサポートするプレーヤーの姿もよく見られますし大人と子供の境界は外国よりもさほど離れていないような気がしました。


コメント

しゅんしゅんパパ
しゅんしゅんパパ
2016年9月25日8:26

待ってました!今回も読み応え十分あっておもしろかったです。開会式待ちは例年のことだったんですね(うちは待機列でニコ生で見てました)。デッキチョイス、プレイング等とても参考になりました。ありがとうございます。

コン
2016年9月25日10:57

はじめまして、千葉県松戸の松戸ホビーステーションで活動している
コンと申します。
ビークインのヤナギブソンさんを春大会で知りました
秋大会でお会いすることがあればよろしくお願いします
(リンクさせてください)

ヤナギブソン
2016年10月1日23:32

お二方返信遅れてすみません!
>しゅんしゅんパパさん
自己満足のための日記でしたがそういっていただけると嬉しいです。
開会式場に入れない人がいるのは本当に残念です。どうにかしてほしいですね。
好きなカードが強く、環境にもうまくかみ合ったおかげだったと思います。
非常に恵まれていた気がします。

>コンさん
はじめまして!ぜひリンクお願いします!
メガネひょろガリのテンプレオタクなので見分けつかないかもしれませんがお会いしたら宜しくお願い致します!

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