XY3でMヘラクロスEXが登場し、最初は”ルカリオばっかり使われるだろうからコイツ使ってやるか。”という気持ちだったのですが使い続けるうちにどんどんMヘラの魅力にはまっていき今では僕のメインデッキとなりました。

調整を続けバトルフェスタでもサザンドラMヘラクロスのデッキを使ってきた中で僕のMヘラクロスに対する考えや使い方を紹介したいと思います。
たまたま今日お二方がのサザンドラMヘラクロスデッキのレシピを上げていらっしゃったので僕のレシピを中心に相違点などにも触れたいと思います

私のMヘラクロスEXサザンドラ
http://yanagibuson77.diarynote.jp/201406250114031994/

キンゴさん
http://mukago7.diarynote.jp/201412100857169793/

けいりょう(KR)さん
http://keiryou.diarynote.jp/201412100756322042/

・はじめに Mヘラクロスについて
HP220 M進化
草草無 ビッグバンホーン180-
このポケモンにのっているダメカンの数×10ダメージぶん、このワザのダメージは小さくなる。
弱点 炎×2 抵抗 なし 逃げ3

MヘラクロスはソウルリンクのないM進化ポケモンで被ダメにより減少するものの3エネ180の高火力と変わったワザを持っています。
HPはM進化ポケモンの中では並の220逃げるが3と重いです。抵抗はありませんが弱点は現環境あまりみない炎であることは長所でもあるでしょう。
ほとんどのEXポケモンを一撃で倒せるのは強力ですがダメージを受けるとどんどん弱くなってしまうのでMヘラクロスで攻撃を続けるためにはダメカンを取り除く必要があります。
Mヘラクロスを使用したデッキはEXを仮想敵とし弱点相性なしに180ダメージを連打することで優勢を取ります。
ミュウEXやレパルダスを用いて攻撃する方法もありますがMヘラクロスのデッキ系統をには大きく2つ”トランスまんたん型”と”きずぐすり型”があります。
前者はエネルギーをMヘラクロスから一旦動かしてまんたんのくすりで全回復してから攻撃するデッキ、後者はきずぐすりを始めとする回復系のカードを多投して戦うデッキです。
今回はその中でも”トランスまんたん型”に焦点を当てた記事です。

・”トランスまんたん型”と”きずぐすり型”の違い
相手のポケモンを一撃で倒せるかどうかは大きな違いがあり相手のEXポケモンを倒すためにMヘラクロスを全回復できるかどうかがこのカードを使う上での重要なポイントです。
”トランスまんたん型”の長所はまんたんのくすり一枚でMヘラクロスを全回復させることができること、トランスを活かしてサブアタッカーが充実していることが挙げられます。また弱点はトランスポケモンが立たないとデッキとして機能しないこと小打点に対応しづらいことなどがあります。
一方”きずぐすり型”の長所はさまざまな打点に対応できることです。短所は大ダメージを負った場合回復しきれないことがある点、サブアタッカーに乏しい点などです。

私はサブアタッカーに乏しいことでMヘラクロスが倒された場合の対応力、苦手な炎とあたった場合の対策などが不十分だと考えていて、また、”きずぐすり型”では回復しきれず180連打できないことが多いのではないか?2パン体制になるのならこのカードの長所は薄れてしまうのではないか?と疑問に感じていたことから"トランスまんたん型"を使用することになりました。
想像の中で決めつけているところがあるので今後実際に”きずぐすり型”デッキを使いたいと思っているところです

・”トランスまんたん型”のシステムポケモンについて
トランス系のポケモンは3種類いますがMヘラクロスが進化ポケモンであるためにプリズムエネルギーをトランスしても草扱いとはなりません。
そのため1進化で比較的立てやすいフレフワンをシステムポケモンとした場合、トランスできる草扱いのエネルギーはレインボーの4枚のみとなります。知り合いの方がフレフワンでMヘラクロスデッキを組んでいましたが4枚のうち2枚のレインボーを場に残すのは大変なように感じました。
サザンドラをシステムポケモンとした場合、ブレンドエネルギー草悪超炎も対応することになるのでトランスできる草エネルギー扱いが最大8枚となり安定するようになります。
2進化と1進化とではデッキスペース、たてやすやが大きく違いますがMヘラクロスを主役にすることをコンセプトとするデッキではサザンドラが適していると考えています。
ブレンドエネに対応していることに加えMヘラクロスが最速で攻撃できるのが3ターン目からであり2進化でも間に合うこと、苦手な神秘ポケを自身で倒せることでベンチスペースに空きができること、HPが150で耐久面で信頼できることなどが理由です。
サザンドラを採用する際のモノズ、ジヘッドについてはデッキタイプによって採用するカードが変わります。
悪のモノズやジヘッドだとダークパッチで対象に取れる、弱点闘を避ける、ジヘッド(SZD)は逃げ3でヘビーボール対応であることなどが差別化点です。
また、サザンドラにはXY4の特性あくのしょうどう持ちがいます。(けいりょう(KR)さんのレシピ1枚さし)エネルギーのバックアップ、加速が可能ですが自分で試したところサザンドラが2体成立することは稀でありまたサザンドラが立つ頃には場にエネが溜まっていて必要ないことが多かったので私は採用していません。

・サブアタッカーの採用について
理想の展開としては2ターン目M進化からの3ターン目ビッグバンホーンですが多くの場合そうはできません。
サザンドラがたてられなかったり相手のベンチに炎が控えていたり神秘持ちが前にいたりダメカンが回復できなかったりと理由は様々です。
初速が遅いデッキなのでMヘラクロスで攻撃できないターンが続くと巻き返せないところまでサイド差がつくことも多いのでMヘラクロス以外にもサイドを取れるポケモンを入れることが必要だと考えています。
ダークライEXは特性やみのころもがダークトランスとの相性もよくシステムポケモンでありながらアタッカーにもなれる優秀な存在です
カラマネロEXもダークトランスとの相性がよく初速の遅さをきょうりょくさいみんで補ってくれることがあるほか苦手なガマゲロゲのブルブルを解除させる可能性を秘めています。
お二方は採用していませんがイベルタルEXは序盤中盤終盤常に殴れてEXワンパンも狙える強力なアタッカーです。
キンゴさんはギラティナEXを神秘持ち狩り要因として採用しています。サザンドラが殴れるとはいえ2エネトラッシュ&前に出るのはできるだけ避けたいので有用なカードだと思います。
私は時間稼ぎ&シンボラー狩り用員としてシンボラーを採用しています。殴ることは少ないですが初速の遅さを補いつつサイド調整要因になってくれます。
このあたりは他のカードとも要相談なのでデッキ次第という感じですがMヘラクロスのおおざっぱな動きを補えるカードを採用するのが肝だと思います。

・まんたんのくすりについて
一番の主力は攻守の要であるまんたんのくすりです。
私は4投以外ありえない、いれられるなら5枚まであり得ると考えています。Mヘラクロスはまんたんのくすりを使わないと話にならないのでMヘラクロスが殴り始めてからは毎ターントランスまんたんを打っていくのが理想です。ですがサイド落ちや博士の巻き添えになったり壁要因を回復させたりするので殴り始めた時点でだいたい残り山札30に対して4投して2~3枚ほどとなります。博士つかってもなかなか引ける枚数ではありません。フウロがないと持ってこれず、Mヘラ逃げてサブアタッカーで攻撃しなければならないようであれば本末転倒でありそれならばずっとイベルタルEXで殴ってたほうが強いです。
ダウジングを入れていた時は3枚にしていたこともありましたがまんたんを引けなかったターンがあまりに弱かったので4投するようになりました。
後述しますができればドローサポでまんたんを持ってくる動きをしたくないということも理由の一つです。

・採用を見送ったカードたち
ふしぎなアメ
即進化、きぜつごのバックアアップ、など使えれば強いカードですが使えないと手札にダブついてしまいます。まんたんのくすりが多く入っているのでダブつくカードが多くベルは使えない。引き戻し系のサポートだと圧縮できずにまた揃わないことまでありうることから見送りました。倒されると辛いですが最速3ターン目での攻撃なので通常進化で間に合うことも理由の一つです。
ダークパッチ
エネが枯れた時のバックアップ、イベルタルEXやカラマネロEXのバックアップができ、サブアタッカー陣の強さを底上げします。しかし理想のMヘラクロスが殴り続ける展開では必要なく、またふしぎなアメと同様にダブついてドローが弱くなる原因でもあったので見送りました。

・サポートについて
序盤はエネルギーを毎ターン手貼りしてモノズラインとヘラクロスラインをしっかりとたてることが大事です。
これは僕の感覚ですがMヘラクロスを攻撃し始めるまで相手に与えていいサイド差は3です。4与えるとフラダリから後ろを狩られて負けます。なので時間を稼げる壁役を立てることも時には必要です。
序盤の展開が遅いとそのまま殴れないままサイド差がついて終盤にもつれてしまいまんたんループに持ち込んでも負けてしまうことがあります。フウロは終盤にまんたんのくすりを確実に持ってくることができたりツールスクラッパーからダストオキシンを解除したりと強い動きが確定させられますが序盤に必要なパーツが多いこのデッキではあまり多投すべきではないと考えています。いれるなら1,2枚でサーチャーから終盤に持ってくるほうがいいと思います。
私のレシピでサナを採用している理由はまんたんやサザンドラヘラクロスラインがダブつくので引き直しサポートを使いたいからです。5枚ドローはあまり強くありませんがベルは扱いづらくやチェレン、ティエルノはダブつきが悪化して博士が辛くなるので見送りました。サーチャー増やしてフウロ入れてもいいと思いますがバトフェスで負ける一番の原因は初動事故だと思っていたのでドローサポを増やしています。
終盤、Mヘラクロスが攻撃できるようになってからはフラダリまんたんの動きが理想です。サイド差を詰めるために相手のEXを倒していく必要が有ることと相手のアタッカーを潰して相手のフラダリを間接的に封じる必要があるからです。ベンチからサイドをとれずMヘラクロスに攻撃せざるを得ない状況を作り出してまんたんループに追い詰めていく感じです。
そのためにもフラダリ:サーチャーが2:2くらいは必要かと思います
フラダリの奥の手は今も悩みながら採用しているカードです。まんたんを使い切ってしまっているけど盤面は整っている。もしくはサイド差があまり開いていない展開で使いたいんですがどちらも理想の展開ではなく保険的な一枚となっています。

得意なデッキ、不得意なデッキ
初動が早いデッキは序盤辛いですがEX主体ならば巻き返しができるので得意なデッキです(プラズマ、イベダーク、ルカリオEXランドロスEX主体闘など)
展開が遅いデッキにはまんたんループでサイドを取らせずこちらは一撃で倒せるので得意です。ただしいきなりとんでくる炎は注意してください(フェアリーバレット、カメケル)
一撃で220出るデッキは苦手です(シビレックなど)
非EXデッキに対してはまんたんループが追いつくかどうかが肝です。よるのこうしんはミュウEX型ならまだシンボラーやM進化で受けられますがシルバーバングルが入っていたりすると辛いです。
ドンファンデッキにはまんたんループに持ち込みたいところですが身代わりロボが辛く少し苦手です
ガマゲロゲEXはヘラクロスEX、ビリジオンEX、イベルタルEX、カラマネロEXがそれぞれ殴り合いに持ち込めるので1ターン目でそれらを呼んで殴り合いに持ち込みます。ホウオウ入りでなければ展開が遅くなりますがサザンドラがたてば勝てます。


以上、適当ながら”トランスまんたん型”Mヘラクロスデッキの自分の考えです。
パパーっと書いてしまっていることがあるので後ほど加筆、訂正があるかもしれません
BWが落ちないことで来年春までこのデッキを使えることをとても嬉しく感じています。
XY5が出たら”きずぐすり型”も作ってみたいと思います

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